引き寄せの法則

引き寄せの法則で疑いがある時にこそ、 疑う気持ちと遊んでみる

引き寄せの法則では、 自分を疑うことは大きなブロックになるので、出来るだけなくしましょう。

ただし「自分に出来るかしら?」と思うのは、 ごく自然な感情であり、その疑問だけなら、引き寄せを妨げることはありません。

問題なのは「出来るかしら?」と考えて、
「いや、自分には出来っこない」 と結果を決めつけてしまうことです。
それは疑問の形を取った否定だからです。

一つの結果にこだわって視野を狭くするより、「 試しにやてみよう」という気持ちでいた方が、様々な可能性にオープンになれます。

引き寄せの面白さは、 望みが叶っていく驚きと不思議を経験することにもありますが、
自分がどれほど思考の檻に囚われているかを知り、いかにそこを越えて行くかを遊ぶマインドのゲームでもあります。

 

長年、引き寄せの法則を実践している人でも、 疑いや不安の気持ちを全く持たない人はいないでしょう。
そうした感情は自然と生まれるものだと言う前提で、いかに自分の思考や感情を客観的に分析できるかがポイントです。

1.自分を疑う自分に気付く
疑いは、気付かないうちにそっと忍び込んで、 私たちの中にじわじわと根を張ります。

たとえば、誰か素晴らしく成功している人と自分を比べて、 人は人と思いながらも、
無意識のうちに自分にダメ出ししていることがあります。
最初はほんの小さな影に過ぎないのですが、 後から大きなダメージとなります。
自分は自分の可能性に対し、 最も辛口になりがちなことに注意しましょう。

少しでも心がモヤモヤしたら、上手になだめ、 疑いと否定を手放しましょう。疑いはあってもいいですが、 持ち続けていても、何の得にもなりません。 ポジティブでいられる人は、根っからポジティブなのではなく、 自分の思考によく注意を向けています。

2.ポジティブな人になった気分を味わう
あなたの身の回りに、自分に自信があって、 頼もしくパワフルに感じる人がいたら、
彼らの言動をよく観察しましょう。 自分とは決定的に違う何かを見つけたら、
何がどのように違うのか研究して、 その性質を自分が身に着けたという設定で物事を眺めてみましょう 。

もちろん私たちにはそれぞれの個性があり、 誰もが同じでいる必要はありません。
けれどもまた、自分にこだわり過ぎると、 どうしても視野が狭くなってしまいます。
たまには他の人の立場で自分の人生を眺めてみるのも悪くないので す。
これはあなたの中に必要なエネルギーを下すワークの一種でもあり ます。

3.疑いが疑いに過ぎないと検証する
自分に対して疑いがある時、その背後には「自分にはできない」 という不安があると思います。
あなたと似たような夢を叶えた人や、その状況について、 リサーチしてみましょう。
実際、あなたよりうまくやっている人もいれば、 そうでない人もいると思います。
彼らがどのように成功し、また、 どのように躓いたかを知ることで、
自分に合った見込みと対策を立てることができます。

出来ないと頑なに思っているのはあなただけで、実際は、出来ることもあれば、出来ないこともあるというのが、
公平で正直な真実です。まずは、 やれそうなところからやってみましょう。

4.過去の経験を振り返る
今の自分自身にたどり着く道のりで、これまで何度も結果を疑い、
自分を否定した経験があると思います。
けれども、 実際にその疑いが最初に思った通りの結果を生んだかと言うと、
必ずしもそうではなかったと思います。

「ダメだと思ったけど、やってみたら意外と出来た」 と分かったことも、
沢山あったと思います。

あなたが以前に、自分や人生に抱いていた疑いと、それに反して肯定的な結果を得た経験を思い出してみましょう。

5.信じたところで何も無くさないと知る
夢を叶えることに疑いを持つ人は、「 どうせ自分はうまくいかない」と直接的な形で自己否定していることもありますが、「 自分には必要ない」
「今のままで十分」などと、 間接的に可能性を狭めていることもあります。